付録4 2008年国連ミレニアム開発目標に関する
ハイレベル会合で中国政府が発表した
6項目の対外援助措置(2008年9月)
1、今後5年内に、建設を援助する発展途上国の農業技術モデルセンターの数を倍増し、30までに増やす。対外派遣の農業専門家と技術要員の人数も倍増して1000名に増やし、同時に発展途上国のために延べ3000人の中国での農業トレーニングを提供する。
2、中国は国連食糧農業機構(FAO)に3000万ドルを寄贈して信託基金を設立し、発展途上国の農業生産能力向上のプログラムと活動を援助するために用いる。
3、食糧が欠乏し逼迫している国への輸出と援助を増加する。
4、向こう5年間に、発展途上国に向けて中国への留学奨学金給付対象者を1万人新規追加し、同時にアフリカ諸国のために校長および教師1500人を養成し、アフリカ諸国のために建設を援助する30の病院に適当な人数の医師と医療設備を配備し、同時に関連の被援助国のために医師、看護要員および管理要員1000人を育成する。
5、中国は2008年末に期限が到来して返済されていない後発発展途上国の無利子借款を免除し、関連する後発発展途上国の95%の製品にゼロ関税の待遇を与える。
6、今後5年間に、発展途上国のために100ヵ所の小型水力発電、太陽光エネルギー、メタンガス等の小型クリーンエネルギープロジェクトの建設を援助する。