資料写真:中国空母の構想図
空母が覇権を代表するかは、保有者の主観的意図によって決まる。空母が誕生する前に覇権はすでに世界を暴虐し尽くし、空母のなかったナチスドイツも人類に大きな災難をもたらした。第二次世界大戦中、空母はファシスト軍に勝利するすぐれた兵器だった。空母と同様なものに核兵器がある。中国が核兵器開発当初、同じように疑問を呈し、憂慮する声があった。
しかし中国政府は核兵器を保有すると同時に、核兵器を決して使用しない、非核兵器保有国に核兵器を使って決して威嚇しないと厳かに宣誓した。40年以上、中国はこの誓いを守っている。当時疑問や憂慮を唱えた者は、争い事や危機のたびに核の脅威を訴えている。
現在、中国の空母開発に最も「憂慮」を示しているのは、空母を最も多く保有し、最も使用頻度が高く、当時中国の核兵器開発に最も「懸念」を示した国だ。当時の誓いは、中国の核兵器が核大戦を抑える力となることだった。今では中国の平和的発展の誓いが同じく、中国空母が平和の守護者であり続けることを保証するだろう。「憂慮」を唱えるのは余計な心配に過ぎないのではないだろうか?
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月29日