温家宝総理が中東の情勢などについて記者会見
温家宝総理が中東の情勢などについて記者会見。
タグ： 温家宝,ペルシャ湾岸,サウジアラビア,UAE,カタール
発信時間： 2012-01-20 10:03:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ホルムズ海峡の安全を確保し、正常な海上輸送を確保すべき
鳳凰衛視（フェニックステレビ）：ホルムズ海峡に問題が起きた場合、中国はエネルギーの安全供給をどう確保するか。訪問中、西アジア、北アフリカ問題に繰り返し言及されたが、一国の政府として西アフリカや北アフリカの状況から何を参考とし、汲み取るべきとお考えか。
温総理：ホルムズ海峡は重要な国際海上輸送路であり、誰もがその安全に重大な注意を払っている。どのような状況であれ、ホルムズ海峡の安全を確保し、正常な海上輸送を確保すべきだ。それが世界の利益、人類全体の利益だからだ。いかなる極端な措置も世界各国および世界の人々の願望に背く。確かに私は各国首脳との会談で、西アジア、北アフリカ情勢、および湾岸・中東情勢について踏み込んで議論した。私は各国人民の変革への要求と自らの利益擁護の訴えを尊重すべきだと明確に表明した。私がこのように述べたのは、歴史は結局のところ人民がつくるものだと考えているからだ。どの政府も人民のために利益を図ることが責務であり、この点以外に、いかなる特権も持つべきではない。
情報化の中、国家の管理、政策と計画の調整は、過去のどの時期にも増して複雑化している。このような状況の中、政府への人民の要求はどんどん高まっている。私が再三、経済体制改革だけでなく政治体制改革の必要性も強調している最も重要な理由は、政府は大衆と緊密に結びつき、大衆の意見や訴えに耳を傾け、政府の取り組みを改善して、より良く経済を発展させ、民生を改善し、人民に幸福をもたらさねばならないからだ。どのような動揺にも内因と外因があるが、私はやはり内因が主だと思っている。責任ある政府として言えば、私利を謀るのではなく、揺るぎなく、勇敢に責任を担うことだ。
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