◆中国:独自の設計 臨機応変な運用
人民解放軍ミサイル艇部隊の主力は022型艇
人民解放軍ミサイル艇部隊の主力は022型艇で、その数40隻以上と見込まれる。他にも037-IG型紅星級と037-II型紅箭級を30隻近く保有している。
中国海軍の近海作戦の先鋒である022型艇は独自の波浪貫通型双胴船の設計を採用、荒海でも優れた航海能力を発揮する。外観から分析すると、低い船体と乾舷(かんげん)の設計に加え、滑らかな上層構造は間違いなく優れたステルス性を備えている。
海外の軍事メディアは、022型導弾艇は人民解放軍の整備が進む情報化システムにあわせ、臨機応変な兵器発射台となるだろうと伝える。衛星、航空機、水上艦艇のサポートで長距離攻撃を問題なく遂行でき、YJシリーズの対艦ミサイルで水面の目標を攻撃したり、巡航ミサイル弾を搭載して対陸火力支援を実施することもできる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月6日