「最高人民検察院は職務犯罪の取り調べと処罰、防止を強化する方針を打ち出した。これは焦眉の急だ。近年わが国の腐敗対策は大きく進展した。だが依然として長期的かつ極めて困難な課題だ」と、全国政協委員を務める石定果・北京語言大学教授は指摘。「腐敗は小さな芽の内に摘み取ることから始め、『ゼロ容認』を実行し、小さな腐敗が大きな腐敗へ変わるのを防ぐべきだ。特に制度建設を強化し、幹部の公務活動上の贈り物の受け取りに関する処罰規定を制定すべきだ。制度・規定は厳格かつ運用可能でなければならない。例えば現在市場に流通してる蟹券、月餅券などギフト券に対しても厳格に管理すべきだ」と提言した。
「人民網日本語版」2012年3月13日