中国新型護衛艦が就役 近海防御のアップグレードを示す

中国新型護衛艦が就役 近海防御のアップグレードを示す。

タグ: 護衛艦 近海防御 056型

発信時間: 2013-02-28 16:34:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の056型護衛艦の1番艦「582艦」が2013年2月25日に、海軍に正式に交付された。軍事専門誌・現代艦船の崔軼亮執行編集長は人民網のインタビューに応じた際に、056型は基地防衛システムに属する兵力であり、中国軍の防御型艦艇のアップグレードを示すと語った。

056型は、基地防衛システムの兵力の老朽化、機能の単一化、低い作戦能力などの現状を変えるため開発されたものだ。056型は今後大量に配備される新たな基地防御の兵力であり、海軍武器構造の改善、基地防御作戦能力の向上、海軍の国家安全・領土保全・海洋主権・海洋権益の維持能力の強化を担う重要なプラットフォームだ。056型は良好なステルス性能と電磁両立性を備え、先進的な技術を幅広く使用している。056型の1番艦の交付により、中国海軍のどの面が強化されるかについて、崔氏は「メディアの報道の中で、基地防御システム兵力が取り上げられたことに注意すべきだ。これは056型を理解するための、一つのキーワードだ。海軍の活動範囲によると、遠洋兵力と近海兵力の二つに分けることが可能だ。基地防御とは事実上、近海の監視・防御を行うことだ。これは056型の位置づけである」と指摘した。

崔氏は、「056型は、自動化・技術・ステルス性能のいずれの面も、前世代の同様の防御兵力の性能を大きく上回る。これは中国の防御用艦艇のアップグレードとしてとらえることができる」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月28日

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