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発信時間： 2013-06-27 11:03:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「聯教-2013-朱日和」と呼ばれる中国軍の新型作戦合同演習が、6月下旬に北京軍区朱日和合同戦術訓練基地で実施される。「環球ネット」が伝えた。

石家庄陸軍指揮学院の石忠武院長は、「演習は機動侵攻作戦を背景とし、デジタル化合成営、特殊作戦営、陸軍航空兵、空軍航空兵、電子対抗部隊などによる合同戦闘群を形成し、第65集団軍某機械化歩兵旅団のブルーチームと、指揮対抗および実兵シミュレーションを実施する」と説明した。

有名軍事アナリスト、専門紙・世界軍事の編集長の陳虎氏は、世界新聞報の記者の取材に応じた際に、「今回の演習からは、中国軍が情報化作戦の大々的普及の手段を模索していることが分かる」と指摘した。また、「人民解放軍営級デジタル化部隊がすでに登場しているが、実戦経験のある米軍デジタル化師団との間には依然として大きな開きがあり、レベルアップさせていく必要がある」という声もあがっている。

デジタル化部隊、高い戦闘能力

北京軍区に所属する朱日和合同戦術訓練基地はアジア最大の、中国で最も現代的な練兵場だ。この基地でデジタル化合成営を中心とする軍事演習が実施されることで、西側メディアの注目を集めている。ロイター通信は「聯教-2013-朱日和」を、「中国の実施する初のデジタル化軍事演習」と伝えた。

香港紙・文匯報は、「中国初のデジタル化部隊は、戦場で武器を持ち敵を攻撃する作戦部隊であり、コンピュータの画面の前に座る引きこもりなどではない」と指摘した。

中国のデジタル化部隊の結成は、自然な流れだ。数十年間の現代化建設を経て、中国陸軍の主要武器はモデルチェンジ・アップグレードをほぼ実現した。新型自走砲、遠距離ミサイル砲、WZ-10・WZ-19武装ヘリは、立体的な火力支援を提供する。99式戦車、ZBD-97式歩兵戦闘車は強力な突撃隊を形成することが可能で、米欧の軍事強国の装甲部隊に引けをとらない。

軍事アナリストは、「中国陸軍は戦略的飛躍を再現しようとしているが、ハード面では取り組める内容が少なくなっており、ソフト面で活路を見出すしかない。現役部隊のデジタル化改造は、そのための優れた一手だ」と語った。

 

中国のデジタル化部隊②米軍への挑戦は時期尚早　

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