中国刺激を懸念 インドが日米との合同海上演習から撤退

中国刺激を懸念 インドが日米との合同海上演習から撤退。

タグ:  インド 日米印3カ国合同海上軍事演習 撤退

発信時間: 2013-05-14 11:19:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インドメディアは13日、中国を刺激することを懸念し、インドが日米印3カ国による合同海上軍事演習から抜けることを突然決めたと発表した。しかし、この動きはインドが外洋海軍の建設ペースを遅らせることを意味するものではなく、インドは年内に2隻の空母を保有する見通し。

インドの「ヒンドゥスタン・タイムズ」の13日の報道によると、米海軍と日本の海上自衛隊の幹部は4月にインドを訪問し、3カ国の合同海上軍事演習の実施について話し合った。グアム島周辺で軍事演習を実施する予定だったが、インド国防省は「中国の気持ちを考慮すると、軍事演習はひとまず二国間で実施していくのが望ましい」と表明し、同演習の話し合いから完全に撤退した。米国のある防衛顧問は、「おかしいのは、米国と日本はインドで海軍の軍事演習について話し合ったのに、インドは参加を拒んだことだ」と話した。

報道によると、中国は日米印3カ国による海上軍事演習の目的は、その影響力を抑え、政府に同様の軍事演習に参加しないよう公的に警告することだと見ている。そのため、2007年以降、オーストラリアは「4カ国による演習」から抜けた。2009年に日米印3カ国が沖縄の東の海域で実施した大規模な海上共同演習「マラバール09」は、中国の潜水艇の優位性を抑えることが狙いだと見られた。ところが今回、インドの官僚は、「二国間の海軍演習にしか興味がない。米国とインドによる『マラバール演習』は、インド洋での米国との共同演習だけになるだろう」と表明している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月14日

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