日本とインドが頻繁に接近する理由

日本とインドが頻繁に接近する理由。

タグ: 日本 インド 

発信時間: 2013-05-09 16:53:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

麻生太郎氏は、アジア開発銀行年次総会の期間中にインドのシン首相と会談した。

日本の副総理兼財務大臣の麻生太郎氏は5月4日、インドを訪問し、シン首相と会談を行った。双方はインドでの日本の新幹線技術の導入や、レアアース開発などで協力を進める方針を固め、原子力発電に関する技術協力を進めることで合意した。

関係を深める

両国の頻繁な交流は経済分野だけにとどまらず、日本の海上自衛隊は昨年6月、インド海軍と初の合同訓練を実施した。

そのほか、日本メディアは、天皇皇后両陛下が年内にインドを訪問すると明かしている。この計画が実行されれば、日本の天皇によるインド訪問は初めてとなり、政府がインドとの関係を非常に重視しているということになる。シン首相はこれに対し、「格別に栄誉あること。日本の天皇皇后両陛下の訪問を楽しみにしている」とコメントした。

互いを必要とする

日本とインドが関係を深め続けていることについて、偶然ではなく、戦略的利益を考慮したためとの見方がある。

両国とも、政治強国になり、国連安保理常任理事国入りすることを望んでいる。日本の「読売新聞」は、過去の経験から、日本は海洋国家との協力において、日米同盟の枠を超えて同じ政治観と政治体制を持つアジア太平洋地域の国と連携を図るべきであり、その第一候補となる国はインドだと論評した。

インドに関して言うと、政治大国になり、常任理事国入りするには、まず経済力を高めなければならない。しかし、インドのインフラは脆弱で、製造業の基礎はよくなく、経済成長において他国と資金、技術、産業移転などで協力する必要があり、日本はちょうどこれらの分野を強みとしている。

そのほか、両国はエネルギー安全保障において互いを必要としている。インド紙「THE INDIAN EXPRESS」は、「日本とインドが安全保障分野で協力する『原動力』は、エネルギーの安全なルートのため。海上の『エネルギーライフライン』の保護を強化することが両国の協力の重点である」と論じた。

 

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