障害が未だ存在
日本とインドの協力の潜在力は巨大だが、両国関係の推進には障害もいくつかある。
分析によると、近年、両国の貿易は急速に発展しているが、日本の投資家はインドのビジネス環境にまだ完全に適応できていない。また、原子力分野の協力にもずれがある。日本の民主党政府は福島の原発事故後、30年内に「原発ゼロ」を目指すと表明し、これにより原子力の民用化に向けた交渉は停滞している。原発の協力に向けた交渉がまとまるかどうかは、インドが原子力技術と設備の軍用化、第3国への移転を行わないとどのように保証するかにかかっている。
日本とインドの協力は任務が重く、実現の道は遠い。「聯合早報」が分析するように、両国関係を順調に発展させるには、アジア太平洋地域の平和的な発展という基調に従うことが重点となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月9日