米軍事情報サイト「Strategy Page」は、Su-35戦闘機の高い性能は、中国の周辺諸国が調達するラファールなどの第4世代戦闘機に対して、圧倒的な実力差を形成し、多くの空軍のグレードアップの努力を「ゼロ」にすると指摘した。オーストラリアの報告書は、240機のF-35戦闘機と同じ数のSu-35が戦った結果、前者が210機撃墜されると予想した。少なくともパリ航空ショーのデモンストレーションでは、Su-35と交戦した場合、F-35が勝つチャンスはほとんどないことが証明された。
SU-35とS-400の他に、中ロが交渉中のもう一つの武器が、米国を悩ませている。ロシアの関連メディアは6日、ロシアで開催中の2013年サンクトペテルブルク国際海軍展示会で、ルビーン海洋工学中央設計局のアンドレイ・バラノフ総取締役代理が、「当局とロシア武器輸出企業は中国側と、アムール型潜水艦を基礎とする潜水艦生産の提携関連事項について交渉中だ。中国はロシアからの潜水艦輸入に興味を示しておらず、双方は主に潜水艦のある一部設計に関する特殊技術について、いかに選択的に協力を進めるかについて交渉している」と語ったと伝えた。情報によると、初の2隻のアムール型潜水艦はロシア国内で建設され、残りの2隻は中国企業がロシアから提供された技術に基づき生産を担当し、中国製部品の比率が30%に達する。専門家は、「アムール型通常動力潜水艦は西側諸国の同種類の製品を上回る(フランス・スペインが共同開発したスコルペヌ型、ドイツ製の212型潜水艦などを含む)」と語った。中国海軍はロシアの先進的な技術を獲得すると、これを自国の把握している技術と結びつけ、より先進的な潜水艦を生産すると見られる。これにより中国潜水艦部隊の戦闘力を大幅に引き上げ、米日がアジアで構築している対潜水艦網に巨大な圧力を形成できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月9日