日本の閣僚3人が今月15日午前、また靖国神社を参拝した。このほか議員102人が集団で参拝した。安倍首相は海外からの圧力で参拝できなかったことに対し「非常に遺憾」と述べた。当日の「全国戦没者追悼式」での談話はすでに慣例となっている「不戦の誓い」がなかった。「環球日報」が伝えた。
安倍首相は靖国神社を参拝しなかったが、「参拝しない」代わりの対応措置が公にされている。彼のこうしたやり方に、中韓社会が日本社会に比べて好感を持ったとは限らない。
日本の首相は参拝するしないの曖昧な情報を流し、中国は外交で圧力をかけ、日本の首相は最終的に策を弄して閣僚と議員が参拝する。中国は抗議しても自らが勝利したのか、愚弄を受けたのかわからない。こうした「靖国神社ゲーム」がこのまま続けば、中国がどんどん不利になるだけだ。
日本が靖国神社で中国に顔色を伺わせるとすれば、この闘争で勝つのは難しいことは事実が証明している。日本にどうしろと要求し、細かいことを気にすれば、靖国神社を対中闘争の「プレ戦場」とする日本の計略に協力するに等しい。
中国は自身はどうすべきかに注意を向けるべきだ。我々もこうした対日闘争の道具を手に入れ、我々が閣僚の靖国神社参拝を気する以上に日本に気を揉ませれば、対日闘争で主導権を握ることができる。
中国軍は今月15日に東中国海で実弾射撃演習を行ったが、これは日本の敗戦日に対する独創的な姿勢といえる。もちろんそれだけでは足りない。我々は日本を苦しめる道具がもっと必要だ。
閣僚の靖国神社参拝に今後は構うなというのではない。靖国問題への注視は歴史に対する日本の無頼さと陰湿さを世界に暴露するのに有利だが、それは民間と世論に任せればいい。中国の民間はこの方面で独創性に欠ける。