G20でシリア問題に言及か 中国の活躍に期待

G20でシリア問題に言及か 中国の活躍に期待。

タグ: G20 シリア 中国

発信時間: 2013-09-05 16:03:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第8回G20サミットが本日、ロシアのサンクトペテルブルクで開幕する。中国の習近平国家主席が初めてこの国際舞台に登場することになり、各方面から注目を集めている。

米国がシリアに武力行使する可能性に関する情報が、このほど関係者の神経を尖らせている。同問題が今回のサミットに影を落とし、サミットの議題が経済以外にそれることが懸念されている。またスノーデン氏の暴露事件によるロ米の外交の駆け引きもまた、今回のサミットをかき乱す可能性がある。

米国の高官は、シリア情勢がサミットの議題に上ることはないとしたが、ロシアの高官は、シリアというサミットに出席しない国家の危機が経済関連の議題に影響することを懸念している。

専門家の金燦栄氏は、「G20は本来ならば経済を巡る会議であるが、現実世界において政治と経済はもつれ合っており、これを分けることは難しい。特に現在深刻化しているシリア問題を回避することは難しいだろう。開催期間中の二国間会談において(特にロ米首脳間で)、シリア問題が取り上げられることは間違いない」と指摘した。

金氏は、「ロ米がある種の妥協を選択し、同問題を政治的に解決する枠組み内に収めることに期待している。そうなれば世界を安心させることにつながるだろう。二つの超大国が対立すれば、それは誰にとっても災いであるからだ」と語った。

金氏は、「中国代表団も同問題について考慮を迫られる可能性がある。ロシアのプーチン大統領との会談のほか、習国家主席は米国のオバマ大統領と会談する可能性も高いからだ。そうなった場合、両国の大統領は習国家主席に支持を求めるだろう」と分析した。

 

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