オーストラリア政府は3月20日、マレーシア不明機に関連する可能性のある物体を発見したことを受け開かれた記者会見で、「オーストラリアのP-3哨戒機は現場で、最長24メートルに達する破片を発見した」と表明した。同海域の水深は数千メートルに達するため、フランス航空便の墜落機の捜索と同じ困難が予想される。オーストラリア海事局は、「中国はオーストラリアに協力し、同海域でさらなる捜索を進めると表明した」と発表した。
中国中央テレビ(CCTV)の生中継によると、オーストラリアのP-3哨戒機は北京時間10時30分頃、マレーシア機の残骸と思われる物体が発見された海域に到着した。オーストラリア海事局は、「現場海域の可視度は高くなく、マレーシア機の残骸であるか否かを確認できなかった。破片はオーストラリア西部海岸線から西に2500キロ離れた海域で発見され、いくつかの破片が浮かんでいた。P-3は現場で、最長24メートルに達する破片を発見した。破片の発見された位置は、捜索の航路と一致する」と表明した。オーストラリア側によると、今回発見された破片は非常に大きく、二つの大きな破片の間に多くの細かい破片があった。現場海域の波の状況と天候は悪く、確認が難しくなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月20日