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趙啓正氏 中国の発展パターンをいかに見るか
発信時間: 2009-11-24 | チャイナネット

世界の共通の価値とは、多元文化を背景とする中では巨視的な場合に限り普及力のあるものだと思っている。例えば、博愛、自由、平和、民主は普及力のあるものだが、もしある民族、ある国、ある宗教になると、これらの概念での価値観や具体的な特恵の表現には違いがあり、異なる特徴が生じる。そしてこうした特徴に優劣はない。

米国ホプキンス大学のフランシス・フクヤマ氏は、今の西側の政治や経済制度はほぼ完璧で、歴史はすでに終結していると言っているが、日本のある雑誌では、もしかしたら人類の思想宝庫には、中国の伝統のために一席を残しておく必要があるのではないかと語っている。フクヤマ氏は「中国パターン」の意味の核は、責任のある権威体制と総括できると考えており、西側社会の「中国パターン」についての線引きは多様である。

 

調和のとれた社会に向けて

「中国パターン」や「中国のケース」は進行中である。「中国パターン」は中国にあり、引き続き発展し完備するには充分な理由がある。そして著しい進歩を遂げると同時に、克服しなければならない困難にも直面しており、その中でも際立っているのが、経済成長での資源の代価が非常に大きいことや、都市と農村、区域的な経済社会の発展が依然としてアンバランスであること、過度の輸出に頼る経済構造、農業の安定した発展や農民の増収が難しくなっていること、就業や社会保障、収入分配、教育、衛生、司法、社会治安など大衆に密接にかかわる利益の問題は相変わらず多く、受身的な腐敗も深刻だ。

中国はこれらの問題を高度に重視し、こうした内部の挑戦を解決する方法として、まず民主と法治の整備を強化し、引き続いて政策を調整して、調和のとれた社会へ至ることが目標だ。

中国は巨大な大国のポジションは羨望もしていないし憧れてもいない。長年にわたって国内の建設と自己の問題の解決に集中してきた。国力の増大によって、国際社会は中国の国際への貢献を期待するようになり、中国も自国の国力に合った国際的な責任を担いたいと考えている。

例えば中国は以前、国連平和維持部隊に参加しなかったが、現在では安保理常任理事国の中で一番多くの平和維持の兵力を出し、気候変動や環境汚染、自然災害、テロリズム、国際犯罪、麻薬犯罪、疾病の流行など人類が直面している共通の挑戦でも中国の参加は年々増加している。

国際世論の「中国パターン」に関する討論はその観点がどうであれ、中国が賛成できない見解でも参考の意義がある。そして特色のある社会主義初級段階にある中国は、長期間の実践で整えていかなければならない。自国の調和のとれた社会を建設し、世界の調和のとれた発展を促進する方向は確固不動だ。中国は今世紀中期に中進国のレベルに達するかもしれないが、その時には「中国パターン」へのさらなる深い認識を持つだろう。

「チャイナネット」2009年11月24日

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