中国が対外開放を拡大、複数の外資系金融機関の市場参入を承認=銀保監会

中国が対外開放を拡大、複数の外資系金融機関の市場参入を承認=銀保監会。

タグ:中国金融

発信時間:2018-11-26 16:23:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 銀保監会の王兆星副主席は先般の国務院新聞弁公室記者会見で、銀行保険業の対外開放について「新たなブレークスルーを実現した」とし、「外資の持株比率規制の撤廃・緩和、外資系金融機関の業務参入条件緩和、外資系金融機関の業務範囲拡大、外資系金融機関の監督管理規則の見直しなど15項目の措置が次々と実行に移されている」と指摘した。今後も対外開放の拡大が続けば、金融の有効な供給増加と金融市場の活力増大が促される見通しだという。


 銀保監会の周亮副主席は先週のフォーラムで、「中国の対外開放が拡大し、日増しに国際社会に融合するのに伴い、中国の持続的な経済成長と拡大する市場の需要は世界各国の発展に大きな利益をもたらす」と述べた。


 周亮副主席は同時に、「経済と金融の好循環を促進するには、◇金融機関の分業経営を中心とした枠組みの堅持、◇金融分野の対外開放措置の実行加速、◇中国資本の銀行と金融資産管理会社の外資持株比率規制の撤廃、◇外資系金融機関設立の条件と業務範囲の規制緩和、◇外資系金融機関の監督管理規則の見直し、◇海外からの投資導入と国内企業の海外進出を同等に重視、◇海外からの資金・技術・人材の積極的導入、◇先進的な管理経験を参考にする、◇『一帯一路』国際協力の促進、◇中国系金融機関の国際競争力向上、◇国際監督管理規則の制定と実施への積極的参加、◇中国の発言権と影響力の向上、――が必要だ」と述べた。


 銀保監会は今後について、「リスク防止レベルと監督管理能力の持続的向上を前提に、対外開放を着実に拡大し、金融業の対外開放の新たなページを開く」としている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月26日


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