上海済豊包装紙業株式有限公司は9日、大陸部企業として初めて「カーボンニュートラルマーク」を獲得した。同社は先月17日、天津排出権取引所（TCX）で一定基準を満たす自主的な排出権（VER）に基づく国内でのカーボンニュートラル取引を成功させ、2008年1月1日から2009年6月30日までに排出した炭素6266トンの環境負荷を解消した。

これに続いて、同社の親会社である国際済豊集団のすべての傘下企業も、2010年に相継いでカーボンマネジメントとカーボンニュートラルの実施に踏み出す方針だ。ある専門家の指摘によると、市場メカニズムの運用による環境保護問題の解決は、開かれた公平な環境や奨励メカニズムを提供して、より多くの企業の参加を促し、汚染物質排出削減にかかる社会全体のコストを引き下げる上でプラスになるという。

「人民網日本語版」2009年12月10日