5.黄河デルタ地域の高効率生態経済区発展計画
黄河デルタは渤海南部の黄河が海に注ぐ沿岸地区に位置し、山東省の東営や濱州、助D坊、徳州、諸t博、煙台市の一部地区を含む19の県(市、区)にまたがる総面積2.65平方キロの地域で、山東省全体の6分の1を占める。総人口は約985万人で、省全体の総面積の10分の1近くを占める。同地区は土地資源の優位性が際立ち、地理的な条件が優れ、生態システムが独特の特色を備え、産業発展の基礎が優れており、効率的な生態経済発展の優れた条件を備えている。
中国国務院は2009年11月23日に「黄河デルタ地域の高効率生態経済区発展計画」を許可し、中国の三大デルタ地域の一つである黄河デルタ地区の発展を国家戦略に引き上げ、国家と地域の協調的発展戦略の重要な一部とした。国務院が同計画を通過したことは、中国最後のデルタ地域である「黄河デルタ」が提起されてから21年後に、正式に国家戦略になったことを表す。
「人民網日本語版」2010年8月16日