ハイテク産業化プロジェクトの支援を強化
さらに第11次五カ年計画の期間中には▽ハイテク産業化重大特別プロジェクト▽バイオ医薬重大プロジェクト▽国家高バイオセーフティーレベル(BSL)実験室体制の構築▽新型の地域路線用ジェット旅客機プロジェクト▽中国ラジオ・テレビ衛星中継システムプロジェクト▽産業革新能力プラットフォームの構築▽第3世代移動通信TD‐SCDMA構築▽次世代インターネット試験プロジェクト―などハイテク・情報化関連のプロジェクトも実施された。
「ハイテク産業発展『第11次五カ年計画』」をめぐり、中国はハイテク産業化重大特別プロジェクト41件とハイテク産業化プロジェクト630件を相次いで実施、公共投資は95億元を超え、けん引された社会投資は619億元近くに上った。
TD‐SCDMAは中国が独自の知的財産権を持つ、第3世代移動通信システムの国際標準規格。2006年3月から、国家発展改革委員会と元情報産業部、科学技術部が共同でTD‐SCDMA規模化ネットワーク技術の応用試験を行った。TD‐SCDMAの発展は、中国情報産業の追う側からリードする側への役割転換と、自主革新による産業構造調整の促進において画期的な意義があった。