中国がインドを抜き日本に迫る 国家競争力青書

中国がインドを抜き日本に迫る 国家競争力青書。

タグ: 中国 インド 日本 競争力

発信時間: 2010-10-26 17:56:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2030年までに、総合的な国家競争力で米国、EUに次ぐ世界3位になる。

2050年までに、総合的な国家競争力で米国に次ぐ世界2位になる。

同青書によると、こうした目標を達成するための戦略的ルートは「段階的な追求」であり、国の競争力を徐々に引き上げることだという。

具体的にいえば、段階的追求戦略は、ハイエンド分野による牽引、重点分野の飛躍的発展、大規模な競争、多層的な協力、国による経営・販売、国内と海外との連動、制度の刷新などで構成される。ハイエンド分野による牽引とは、ハイエンド産業の発展に力を入れて、世界の価値体系における中国産業の地位を引き上げることを指す。

▽過去20年間の成長は不動産のおかげ

同青書によると、中国が今後も引き続き競争力を大規模に引き上げていくなら、数を増やすだけでなく、構造と効率にも取り組み、経済のモデル転換を加速させる必要がある。

同青書は、中国のここ20年間の経済成長は産業構造のグレードアップやバージョンアップによって獲得されたものではなく、資源の消費と投資の拡大に、特に不動産業の膨張するかのような発展によって得られたものだ、と指摘する。こうした産業構造には競争力が乏しく、早急に経済成長モデルを転換させ、構造的な競争力を高めることが必要だという。

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