天津開発区の日系企業、東日本大震災でダメージ

天津開発区の日系企業、東日本大震災でダメージ。

タグ: 天津 日系企業 東日本大震災

発信時間: 2011-03-18 17:36:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

天津開発区に入っている日系企業・天津吉田有限公司の浅川均総経理は17日、「吉田グループは日本に工場5軒を擁しており、地震の被害が極めて深刻だった岩手県大船渡市の工場では、かなりの損失が出た」と語った。

天津吉田公司は、資生堂、ランコム、シャネルなど有名ブランド化粧品の容器に使われる部品(化粧用コンパクト、ノズル、広口瓶など)の製造に携わっている。同社の原料の50%は日本から輸入されており、今回の地震で原料の供給がストップした。原料の輸入再開の目途は立っておらず、在庫は向こう約1カ月の生産に対応するだけの在庫しかない。同社は、中国国内での原料調達に取りかかっている。しかし、浅川総経理によると、原料の品質・規格基準がかなり高いため、中国国内での調達が可能かどうかは不明という。

天津開発区外事局の季宏局長は、「震災発生後、開発区関連部門は直ちに日系企業と連絡を取り、各社の生産経営状況の把握に努めた。アンケート調査を実施し、日本本社の状況や開発区駐在社員およびその家族の状況を調べ、開発区管理委員会が提供すべき支援について確認した」と話した。

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