▽出費の第2段階:幼稚園
世帯収入の半分は子どもに--最大の支出項目は学費
広東省では、幼稚園に入るのが難しく、費用もかかるのが一般的だ。省政府もこのほど就学前教育に関する今後10年間の発展綱領の2文書を発表した。「羊城晩報」の調査によると、広州の子どものほとんどが、2歳半になるとなんらかの教育機関に入るという。現在の就学前教育は義務教育の枠の外にあり、公立の幼稚園は極端に少なく、4年間の幼稚園教育が家族にとって重い負担となっている。多くの家長が、幼稚園の段階で子どもにかかる費用が世帯収入の約半分に達していると話す。
▽出費の第3段階:小学校
小学校の費用の伸びはCPIの伸びを超える--最大の支出項目は学校選択費用
9年間の義務教育になれば、育児コストが軽減されると考えてはならない。小学校の費用の伸びは、消費者物価指数(CPI)の伸びを年々上回るようになった。
広州のある母親サイトには、多くの母親から最新の小学校費用の情報が寄せられている(確認作業は経ていない)。中山大学付属小学校は初年度に5万元、2年目以降は毎年1万2千元。旧部前小学校は8万元。華僑小学校と華陽小学校は7万元。西関実験小学校、環市西路小学校、曁南大学付属小学校、海珠区実験小学校は6万元。赤崗小学校、菩提路小学校は5万元、鉄一小学校、林鳳娥小学校、珠キ路小学校は4万元、金影小学校、海珠中路小学校は3万元、竜口西小学校、大徳路小学校は2万元。五一小学校は2万5千元。長征小学校は1万3千元などだ。