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発信時間： 2011-06-08 17:15:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽出費の第4段階：中学校

　いくら準備しても足りない--最大の支出項目は課外補習費用

　中学高校の段階に入ると、進学の圧力が高まっている。中学校2年生になったばかりの李君は「両親が強化クラスに入るよう迫ってくる。どうすることもできず、行くしかない。でも机の下でiPhoneをこっそりいじっている人が多い」と話す。

　子どもはありがたく思いもしないのに、両親は重い経済的負担を堪え忍ぶ。女の子の母親の許さんは「娘がこれまでに行った数学オリンピック向けのクラスは1時間あたり200元で、ランクの高い先生になると、公式価格は1時間600元になる。小学校2年生で始めたピアノは、1レッスンが150元。その後、物理の授業に追いつけなくて家庭教師を頼み、1回80分で250元。学校以外の課外補習費用だけで、毎月2千元を超えることになる。中学高校の6年間続けるとすると、課外補習費用は10万元になる。」と話す。

　パパやママの懐をねらって、教育機関は「大学入試準備課程」をうち出し、3万元の高額に上るものもあるという。こうした課程は1クラス2時間、1時間あたり約200元、週に3-4クラスが相場で、1カ月間の費用は1万元を超えるという。

　▽教育出費

　74.7％の人が教育支出が都市部の一般世帯にとっては過大な負担になっていると回答した。36.2％の人が毎年の教育支出が世帯収入の10％から30％に達していると回答し、29.5％の人が30％から50％に、12.8％の人が50％から80％に達していると答え、8.4％の人は80％以上に上ると回答した。

　＊キ：「玉偏」に「幾」

　「人民網日本語版」2011年6月8日

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