中国人民銀行(中央銀行)は23日、ロシアの中央銀行と、双方の通貨に対する取引を両国で行う協定をロシアで同日結んだ、と発表した。新華社が伝えた。
協定では、両国の経済活動を主体とし、商品やサービスの決済・支払いに人民元またはルーブルのどちらも自由に使える体制をとることが決まった。協定締結後、両国の自国通貨決済は、これまでの国境近辺のみでの利用から一般貿易にまで拡大する。これにより利用地域が広がる見込み。
人民銀は、この協定によって中ロの金融協力が一層強まり、両国の貿易や投資の拡大に寄与するだろうとした。
「人民網日本語版」2011年6月24日