中国、高速鉄道技術の輸出国に向けまい進

中国、高速鉄道技術の輸出国に向けまい進。

タグ: 中国高速鉄道

発信時間: 2011-07-04 17:21:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

地図を見ると、京滬高速鉄道はさながら、中国東部沿海地区を縦断する鉄の巨龍のようだ。巨龍が空を駆け、中国人の胸には誇りが満ちている。なぜなら鉄の巨龍の全身には、自主開発・自主イノベーションという「中国印」が押されているからだ。ある中国高速鉄道の専門家は、「中国は、高速鉄道技術の輸入国から、輸出国へと変わりつつある」と自信を見せた。文匯報が報じた。

◆コア技術の把握

国際的には、時速200キロを超える鉄道を高速鉄道と称する。高速鉄道技術は、「大国技術」のシンボルとされてきた。

2002年に秦瀋旅客専用線がテスト運転に成功するまで、中国には真の意味での高速鉄道は存在しなかった。しかし2004年に国務院が「中長期鉄道網計画」を認可し、高速鉄道の大規模建設を正式に打ち出すと、中国の高速鉄道は数年間のうちに時速200キロから380キロまで速度を上げた。海外の高速鉄道強国が40年の道のりを経て手にした技術を、中国は数年間で手にしたことになる。

しかしながら、中国高速鉄道の知的財産権について、疑いの声が後を絶たない。また「時速486.1キロを記録した、『中国高速鉄道の最速』を誇るCRH380BL列車は、その設備全体を外資系企業に依存している。中国はそれらの設備を集約しただけに過ぎない」とする声もある。

これらの疑問に対して、中国鉄道部運輸局客専技術部の周力副主任は、「高速列車のコア技術に関する知的財産権は、完全に中国人の手中に握られている」と語った。高速ボギー台車技術をはじめとする各種技術を列挙すると、大量のリストができあがるほどだという。

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