韓国の最大手携帯電話キャリアであるSKテレコムは、スマートフォンやタブレット型PCユーザーの高速無線通信ニーズに応えるべく、7月1日より第4世代(4G)移動通信のロング・ターム・エボルーション(LTE)サービスを商用化した。
SKテレコムによると、4Gの通信速度は3Gの約5倍で、4Gネットワークを使えば、携帯電話のビデオ通話をよりスムーズに行うことができ、通信が遅れたり、途切れたりといったことがないという。北京日報が伝えた。
中国人はこのニュースに対し、どうしても腑に落ちない点がある。中国の4G技術は世界をリードしているのではなかったのか?3Gでは世界に出遅れたが、4Gでもまた後れを取るのだろうか?
北京郵電大学の曽剣秋教授は、「技術的に見るとSKテレコムが商用化したのは4Gではなく3.9Gだ。理論上のデータ転送速度は現時点での3G基準よりも速いので準4Gとも言える」と語る。中国のTD-LTE技術も3.9Gであり、すでに上海万博や広州アジア競技大会でも利用されているという。