米国債格下げ、中国は特に警戒が必要

米国債格下げ、中国は特に警戒が必要。 米国債が約100年ぶりに格下げされたことで、世界の投資家は苦痛の週末を過ごした。専門家は8日の世界株式市場や大口商品価格の変動につながるだけでなく、各国の経済成長に新たな不確定要素を生じさせ、米国経済と密接に関わっている中国は特に警戒が必要だと示した…

タグ: 米国債 格下げ 警戒 中国

発信時間: 2011-08-08 11:02:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

宏源証券の唐永剛チーフ戦略アナリストも、「米国が放水すれば、中国は塞がなければならない」ため、中国の投資家は米国が新たな景気刺激策を実施するかどうかを非常に気にかけていると見る。また、「米国が通貨量を再び増やせば世界の流動性は増加し、多くの資本が中国に流入する。そうなれば、中国は通貨政策において反応を示さざるを得ず、下半期に緩和された通貨政策を実施するのが難しくなる可能性もある」と懸念を示した。

中国国務院発展研究センター金融研究所の巴曙松副所長はメディアの取材に対し、「ドルがAAAの最高格付けを失ったことは世界市場に動揺を引き起こすが、各国のコストシェアリングや利益構造の均等化という新たな一幕を開くことにもなる」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月8日

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