今月19日、商用飛機は北京市で大型旅客機「C919」機45機を受注し、さきに行われた珠海航空展でも100機を受注し、通年の目標数を基本的に達成した。顧客は中国国際航空、東方航空、南方航空、海南航空、国銀金融租賃有限公司、米GEコマーシャル・アビエーション・サービシーズ、工銀金融租賃有限公司の7社。業界の見方によると、今後は商用飛機の市場シェアがボーイングとエアバスを上回ることになるという。
かねてよりボーイングが中国市場で主導的地位を占めてきたが、ここ数年はエアバスが追い上げており、今年8月末現在、中国で運航するエアバス機は717機に達した。現役の100席以上の航空機では46%の割合を占めている。商用飛機は計画の中で、今後10-20年の間にC919機が中国市場で3分の1のシェアを占めることを目指すとしている。
「人民網日本語版」2011年10月27日