中国有人宇宙飛行計画 20年間の経費は米国の1年分に及ばず

中国有人宇宙飛行計画 20年間の経費は米国の1年分に及ばず。

タグ: 中国有人宇宙飛行計画

発信時間: 2011-11-03 17:24:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆中国の特徴は、「少経費、多業務」

ゼロからスタートした中国の有人宇宙飛行計画は、「少経費・多業務」の原則を貫いており、これが重要な特徴となっている。

有人宇宙飛行計画宇宙船・空間実験室システムの張柏楠総設計師は、「宇宙船・神舟は研究開発の出発点が高く、宇宙船全体の知能化水準が高い。米国やロシアは、無人宇宙船、単独の有人宇宙船、多人数の有人宇宙船という発展の道を歩んだ。中国はスタートが遅れたが、一足飛びの発展により、研究開発費用を節約することができた」と説明した。

「神舟にはさまざまな用途があり、滞在し生活することも、宇宙空間で観測を行うこともできる。外国が宇宙船を廃棄しているのと異なり、神舟の帰還カプセルが地球に帰還した後も、宇宙空間に残った本体は観測と技術テストを継続できる」

今回の宇宙空間ドッキング案も、斬新なアイデアだ。米国とロシアは2つの宇宙船で1度のドッキングを行うが、中国の天宮一号は3つの宇宙船とドッキングを行い、発射を2回減少しコスト削減につなげることができる。

天宮一号はまた、宇宙実験室として活用できる。さらに、宇宙ステーション建設に関するその他の関連技術、および空間科学に関する実験を展開できる。

周総設計師は、「複数のドッキングは、少経費・多業務・高効率という、中国有人宇宙事業の原則を貫いている」と述べた。

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