中国指数研究院の副院長である陳晟氏は記者に対し、「“5+2”というのは不動産が発展する際に生じる短期的な周期に過ぎない。現在の不動産市況は、二つの『大周期』の間にある調整期だ」と説明する。
陳晟氏の解説によれば、不動産は「大周期」を持つ業界であり、その周期はGDP成長率と92%の相関関係があるという。不動産改革以降、中国の不動産市場は「黄金期」ともいうべき高成長を果たした。陳晟氏は、中国のGDP成長率が鈍化するにしたがって不動産産業も高度成長期から安定成長期に入る時期になったと指摘、2013年まで調整段階が続くと予想する。
「暴利の時代」の終わり?