張季風氏:日本の中国国債保有、目的は自国の財源拡大

張季風氏:日本の中国国債保有、目的は自国の財源拡大。 中国社会科学院日本所経済室の張季風主任は、この度、日本政府が中国国債を保有することは、日本国内における二国間の対等性や相互性を求める世論や政治的意識に答える形になり、日本国内のナショナリズムの昂揚を抑える作用にもなると指摘している…

タグ: 中国国債購入 日本政府 野田首相 日本の債務 日中関係 FTA 日中貿易    

発信時間: 2011-12-27 16:35:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本政府の意図:中国国債保有は自国財源拡大の布石

日本政府の中国国債投資に対し、中国国内でも様々な意見が出されている。「人民元の国際化を後押しする絶好のチャンス」という考えもあれば、「管理変動相場制が実施されている現在、日本が中国国債を保有するということは、中国資産の国外流出につながる。そうすれば人民元切り上げの圧力や高まり、外貨準備がさらに上昇をまねき、ひいては中国のインフレが著しくなり、中国当局の財政運営が一段と厳しくなる」という考えもある。

張季風主任はこれに対し、「2つの考えはいずれも間違っていない」と意見を述べている。

「如何なる経済活動であろうと常に二面性を有するのと同じである」とした上で、「私の考えでは、その利は弊害より大きい」との考えを示している。またそれは日本にとっても同じである、としている。

     1   2   3   4   5   6   7    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。