これまでに日本企業とさまざまな業務協力を行ってきた王CEOによると、社会的分業の角度から考えて、中日韓が漫画アニメ産業やゲーム産業の川上・川下の協力関係を形成することには高い実行可能性がある。日本を例に取ると、より多くのミドルエンド・ハイエンドの漫画アニメ技術者が市場の需給の流れに従い、中国企業にサービスを提供するようになると予想される。長期的にみれば、中日企業は共同製作や協力などの形を通じて、共通ブランドの構築に向けた条件を徐々に整えている。
日本の出版社・小学館の第2漫画部門に所属する有名プロデューサーの横田清さんは次のように話す。中国と東アジア地域の漫画アニメ産業の発展を展望すれば、心を打つコンテンツとより見やすい方式を創造することがとても重要であり、作品は子ども向けとはいっても、素材集めや脚本づくりは細心に行わなければならず、いい加減であってはならない。漫画アニメ産業の前途には明るい未来が待っている。
*ソウ:「上」と「下」が上下に合わさった字。
「人民網日本語版」2012年5月8日