誰が「メイドインジャパン」を追いつめたのか

誰が「メイドインジャパン」を追いつめたのか。

タグ: メイドインジャパン 日本企業 

発信時間: 2012-06-20 11:17:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

現在、様々な人がイノベーションを唱えますが、この言葉を定義し直す必要があると思います。優位性を得ている期間というのは、優位性を失う時と同様、短い時間でしかありません。優位性は「一生もの」ではないのです。たとえ優秀な企業でも、一時的に自社の優位性を打ち建てた後、不断にイノベーションを図っていかなければ、すぐに退場を迫られます。ノキアを見れば分かるように、デジタル電話の時代にはモトローラを打ち負かしましたが、ソーシャルメディア時代になるとアップルやサムスンに敗れました。

これまで数百年かかった盛者必衰の物語は、現在では数年というスパンになっています。だからこそ、イノベーションは永遠のテーマですが、それが「すべてを自ら考え出すこと」であるかどうかは、再考すべきことだと思うのです。いま我々がイノベーションと言うとき、研究開発や技術力向上のことを指すことがほとんどです。確かにそれも重要ですが、一面でしかありません。たとえ現在の市場シェアが圧倒的であったとしても、サムスンがソニーやパナソニックを技術面で凌いでいるとは限らないのです。

 

 

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