日韓両国の政府は、青島に総領事館と公的な貿易機構を持つ。また青島には山東省唯一の日本人学校と韓国人学校があり、日韓の10都市と友好都市関係および友好提携関係を結んでいる。改革開放以降、青島は日本によるプロジェクトを計1848件、韓国によるプロジェクトを1万957件批准している。
青島と日韓は、密接な経済貿易関係を構築している。
青島にとって最大の投資国は韓国で、日本は第3の投資国となっている。現在までに、青島が利用した日本資本は34億ドル、韓国資本は132億4000万ドルに達し、それぞれ全省の46.4%と47.6%を占める。日本は青島の第2の貿易相手国、韓国は第3の貿易相手国となっている。
青島の企業の海外進出が加速されている。海爾(ハイアール)は三洋電機の白物家電事業を買収し、海信(ハイセンス)は日本市場に参入している。中国家電企業は、日本フラットテレビ市場に進出を開始した。青島の日本におけるプロジェクト件数は57件、韓国における件数は101件となった。