中国、安定的経済成長に減税と財政出動を強化
中国、安定的経済成長に減税と財政出動を強化。 中国共産党中央政治局は７月３１日に会議を開き、上半期の経済動向と下半期の経済運営についての分析を行い、今後の方針を明らかにした…
タグ： 中国経済
発信時間： 2012-08-01 14:51:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国共産党中央政治局は７月３１日に会議を開き、上半期の経済動向と下半期の経済運営についての分析を行い、今後の方針を明らかにした。８月１日付中国証券報が伝えた。
会議では、下半期も引き続き積極的な財政政策・穏健な金融政策を実施することが提起された。アナリストは「景気の下振れ圧力が増大する中、経済の安定的成長の維持の要は財政政策と金融政策による調整の効果を十分に発揮することであり、特に安定的成長の維持と構造調整における財政政策の重要な役割を強化する必要がある。構造的減税政策の徹底と財政支出を強化することによって、経済の安定的・質の高い・持続可能な成長の促進を実現する」と見ている。
今回の会議では、「安定的経済成長の維持」の新たな意味が提起された。現在のマクロ調整において、「安定的経済成長の維持」を一段と重要な位置に据えた上で、改革・イノベーションを活発化することも強調された。また、内需の拡大を戦略の基本とした上で、投資構造の最適化を図ると共に有効な投資を拡大すること、不動産市場規制政策の実施を一貫して徹底し、更に住民の居住用住宅購入の需要を満たす必要があることも明確に示された。これらの方針は全て、政府が経済成長をけん引する上で、改革・イノベーション、内需の拡大などの多元的な「原動力」を強化することに力を注ぐことを明らかにしている。財政政策と金融政策が構造調整と量的緩和の面で引き続き効果を発揮する必要があることもまた、理にかなったことである。
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