22日から今週金曜日にかけて、トヨタ自動車の天津工場の稼働が一時停止される。これまでも、トヨタの「全面的な稼働停止」、「中国市場撤退」等に関する情報が、ネット上で広く伝わっていた。トヨタはこれに対して、中国市場から撤退することはありえないと表明した。しかし市場シェアの急低下は紛れもない事実であり、日本車の中国における発展がこう着状態に陥っている。中国広播網が伝えた。
トヨタの天津工場は、同社が中国に持つ2大拠点の一つだ。同工場は同社にとって中国最大の工場であり、年産が約50万台に達する。同工場の稼働の一時停止について、中国現地法人の広報担当者は、「工場が実際の需要に基づいて行った調整だ」と語った。
トヨタの関係者は、「どの工場も自社の販売状況、自社製品、車種の売れ行きに応じ、適度に生産調整を行う。今回の天津工場の生産調整も同じく、販売に一定の影響が生じたことが原因だが、どれほどの影響であるか現時点では評価できない」と語った。