ここ最近続いている人民元の上昇傾向が大きな注目を集めている。中国の2005年7月の人民元為替レート改革以来、人民元は対ドルで絶えず緩やかな上昇が続いている。近年の大規模な資本流入によって、人民元は明らかな上昇傾向を示し、2012年10月30日以降、人民元対ドルのスポットレートは、連続で「ストップ高」となり、制限変動幅に迫っている。3日付中国証券報が伝えた。
先般発表されたデータから、中国経済は安定した回復傾向に向っていることがわかる。10月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は経済の拡大・縮小の分かれ目を示す50を上回り、また10月の国内の電力使用量は前年同期比6.1%増で、上げ幅は7カ月ぶりの高水準となった。様々なデータが、中国経済の全体的な明るい見通しを示している。
人民元の上昇は短期的に見た場合、輸入コストが低下することで、輸入需要の拡大を促す。輸出に関しては、中国製品の価格面の優位性が失われるため、縮小を招くことになる。
人民币升值是一个热议话题。从2005年7月国内汇改以来,人民币兑美元始终维持缓慢、单边升值步伐。由于近年来资本大量流入,人民币出现明显上涨行情。从今年10月30日开始,人民币兑美元即期汇率连续盘中涨停。
从国内近期公布的数据来看,中国经济企稳回暖,中国10月份制造业PMI指数重回荣枯线上方,且10月全社会用电量同比增6.1%,增速创7个月最高。各项数据表明,国内基本面也有向好的预期。
人民币升值,短期来看,进口成本下降,将导致进口需求增加;而对于出口而言,将会削弱我国产品的价格优势,从而导致出口量下降。