日本経済の問題は複雑にもつれており、「低成長・低インフレ・高負債」により身動きがとれなくなっている。エコノミストも政治家も、この3大問題を同時に解決する手段を見出していない。
安倍氏の解決方法によると、日本は物価目標を引き上げ、米国の量的緩和第3弾(QE3)に倣い流動性開放による景気刺激を促すことになる。これにより経済成長率が上昇するが、債務問題が深刻化する。日本の10年物国債の収益率は約1%ほどで、世界最低水準となっている。その主因は、過去10年間の小幅デフレだ。日本の物価上昇率が、安倍氏の期待する3%に達した場合、国債収益率が大幅に上昇する。つまり日本政府の資金調達コストが急増し、債務の対GDP比も上昇する。債務状況の悪化はまた、資金調達コストを継続的に押し上げ、悪性の循環を形成する。
日本经济问题盘根错节,已困死在“低增长-低通胀-高负债”的死结中。迄今,经济学家和政客也没有找到一种可以同时解决这三大问题的方法。
如果按照安倍的解决方案,日本提高通胀目标,并效仿美国QE3政策释放流动性来刺激经济,其结果是经济增长可能加速,但债务问题则将加剧。目前日本十年期国债收益率仅1%左右,位居全球最低,其重要原因是日本在过去十年一直呈现小幅通缩局面,如果日本通胀率像安倍希望的那样达到3%,则国债收益率必将大涨,这意味着日本政府的融资成本将大大增加,债务占GDP的比例也将升高,而债务状况恶化又将反过来继续推升融资成本,造成恶性循环。