バンコクからチェンマイまでの時間を11時間から3時間に短縮
李克強総理は11日、タイの国会で演説し、「中国は先進的な高速鉄道の建設能力と豊富な管理経験を持っている。タイの鉄道などのインフラ建設の推進は相互接続、経済発展を促す。両国の鉄道建設分野の協力の潜在力は非常に巨大であり、中国側は積極的な姿勢を示すと同時に、双方が実質的な協力を早期開始することを望んでいる」と述べた。中国鉄道総公司のフィージビリティースタディによると、タイが中国の高速鉄道技術を導入した場合、バンコクからインラック首相の故郷のチェンマイまでの移動距離678キロを現在の11時間から3時間に大幅に短縮できる。
タイは2014年に4本の高速鉄道の建設プロジェクトの入札募集を行い、18年までに1本目の高速鉄道の運営を開始する方針。