東南アジア、中日角逐の場に

東南アジア、中日角逐の場に。 東南アジアへの投資はすでに中日両国の多くの企業の共通認識となっている。中日両国の首脳が東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国を前後して訪問し、東南アジアは両国の政治力を示す角逐の場となっている…

タグ: 東南アジア市場

発信時間: 2013-10-23 17:07:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

◇実力で勝負

 

ある石材商人は、石材の輸出が減ったのは、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題を受け、日本政府が東南アジアで中国製品ボイコットを呼びかけていることに重要な原因があると考えている。

 

これについて、暨南大学東南アジア研究所の陳建栄副所長は「東南アジアの商売人は政治とのつながりはあまりなく、経済利益をより重視しているため、日本が経済的利益を与えない限り、日本の東南アジア諸国への政治的呼びかけにそれほど大きな効果はない」と指摘。ただ、日本は一部の業界で政治的影響力を浸透させている可能性があるという。

 

陳氏によると、過去に日本は東南アジアを植民地化していたことから、東南アジアにおける影響力では十数年前から中国を大きくリードしている。もともと東南アジアの経済基盤は日本を頼りにしている部分が多い。多くの日本企業が長年会社を経営し、工場も古くからある。また日本が支援する基金も多くある。そうしたことから、東南アジアの国民の多くが日本に好感を持っている。例えば、一番お金が稼げる外国語は日本語で、その次が中国語か英語という人もいるくらいだ。

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