(2)量的緩和(QE)縮小
半年余りの政策的ウォーミングアップを経て、米連邦準備制度理事会(FRB)は今月18日、量的緩和(QE)の小幅な縮小を2014年1月から開始するとついに発表した。
この政策は、FRBはなお経済に大量の資金を注入するが、そのペースをやや落とすことを意味する。ただ、もろい新興市場がドル高と市場の悪化で再びダメージを受ける可能性がある。
今年8月末、FRB のQE縮小を予想して、資金が新興市場からの撤退を加速する現象がみられた。その影響で、インドルピー、インドネシアルピアなどが大幅に下落し、株式市場も暴落した。