対外投資に余地あり
2012年末における中国の対外直接投資累計額(ストック)は5,319.4億ドルで、世界13位だった。米国の対外投資ストックのわずか10.2%、イギリスの29.4%、ドイツの34.4%、フランスの35.5%、日本の50.4%に相当する。しかし、対外投資金額が外貨準備に占める割合がかなり低かった。2012年末の外貨準備高は3兆3100億ドルで、世界最大の外貨準備大国だが、対外投資累計額の外貨準備高に占める割合がわずか16%だけだった。外貨準備高が大きくて対外投資ストックが小さいため、中国の対外投資には余地が大きい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月20日