東アジア共同体からTPPへ ますます中国と疎遠になる日本

東アジア共同体からTPPへ ますます中国と疎遠になる日本。

タグ: 日本TPP

発信時間: 2014-08-28 16:55:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本国内の新聞社も、「もし日本が最終的にTPPに加入するならば、それはGDP世界№1と世界№3による大国提携を意味することだ。日米のGDPを足すと、加盟国全体の約8割を占める」と指摘した(2011年11月10日付『日本経済新聞』)。

では、日本がTPP加入を強く望んでいる本当の理由は何か。日本『読売新聞』2011年の社説では、「TPPに加入すれば日米同盟を強化し、経済や軍事の面で影響力が日々拡大する中国をけん制することができる。この点も極めて重要だ」と指摘。外交・安全保障国防事務専門家として野田首相官邸に招かれた長島昭久首相補佐は東京で行われた講演の中で、「TPP交渉への参加は中国側に『日本を見下してはいけない』という戦略的環境を作り出すためだ。我々は『アジア太平洋地域の秩序を日米によって構築する』という前向きな視点を持たなければならない」と率直に述べた(2011年11月付『日本経済新聞』)。

同時に、アメリカもTPPを通じて中国をけん制し東アジアにおける経済覇者の地位を保とうとしている。米通商代表部(USTR)マランティス次席代表が10月下旬米国で招集した上院公聴会において、「中国はアジア太平洋地域で(自由貿易FT)協定締結を拡大している。そのため、TPPは我が国がこの地域における経済競争力を保つ必要欠かせないものだ」と強調した。同時に、米国財務省のブレイナード財務次官(国際問題担当)もこの問題に触れ、「TPPは実際、中国側に我が国が望んでいる知的財産権、為替レート、公平的競争といった分野に歩み寄ってもらうための戦略の一部だ」と明かした(2011年11月付『日本経済新聞』)。

     1   2   3   4   5    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。