東アジア共同体からTPPへ ますます中国と疎遠になる日本

東アジア共同体からTPPへ ますます中国と疎遠になる日本。

タグ: 日本TPP

発信時間: 2014-08-28 16:55:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

更に沖縄普天間米軍基地の問題を見てみよう。民主党が当選前に提起した普天間基地移設計画はアメリカの重圧の下でうやむやになってしまった。沖縄県民が大反対し、パイロットの殺し屋と揶揄された「オスプレイ輸送機」についても、2012年に普天間基地での配備を完了した。日本政府がTPP交渉参加表明と同時に、東アジアの協力強化から日米同盟の関係強化へと戦略的転換を果たしたのだということは一目瞭然だ。

日本の国家戦略が東アジア共同体からTPPへと転換している中、中日関係も外部環境の悪化に伴い経済貿易の厳冬期に入った。それまで中日関係はよく「政冷経熱」という言葉で喩えられていたが、今は「政冷経冷」という言葉がより適切であろう。中日関係の悪化要因をややもすると安倍晋三の右傾化路線に帰するが、日本が東アジア共同体志向からTPP志向へと変化するプロセスから、「中日経済貿易寒波」は日本のアジア戦略転換によってもたらされた当然の結果だということが分かる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月28日

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