同会合に出席した各経済体は、APEC首脳会議で各首脳が署名したエネルギー安全保障イニシアティブ(ESI)の強化を続け、開放・許容・協力・持続可能のアジア太平洋エネルギー安全観を提唱し、アジア太平洋のエネルギー安全の新体制を共に構築することで合意した。また石油・天然ガスの調査・開発および総合利用の協力を継続し、エネルギー供給の多元化と秩序有る競争を促進し、透明で開かれたエネルギー市場を支持し、石油・ガス供給の緊急対応力を強化することで一致した。各経済体は石油・天然ガスの調査・開発活動を強化し、石油・天然ガスのハード面の対応能力の形成を進め、整った石油・天然ガスデータを即時提供する重要性を確認した。
同日、APEC再生可能エネルギーセンターが誕生した。各経済体は協力を強化し、再生可能エネルギー技術の革新を促し、コスト削減に取り組み、再生可能エネルギーのエネルギー市場における競争性と持続可能性を高めることになる。APECは原発に対する「安全・高効率の発展の支持」という態度を明確にし、各経済体に対して原発安全・安全保障・放射能防御を維持した上で、原発の経験の交流を強化し、原発に興味を持つ経済体の原発発展に力を貸すことを提唱した。