代替エネルギーの発展を奨励すると同時に、天然ガスの過渡的エネルギーとしての重要性も、各経済体に確認された。「北京宣言」は各経済体に対して、石油・天然ガスパイプライン、液化天然ガス受入設備、スマートグリッド、分散型エネルギー供給システムなどのインフラ建設の強化を呼びかけた。また国境を跨ぐ石油・天然ガスパイプライン、送電網などの重大エネルギー設備の共同管理を強化し、関連設備の安全で安定的な稼働を保証するよう求めた。
APECの21の加盟国のGDPは世界の57%、エネルギー消費量は世界の6割を占めている。そのうち、エネルギー消費量上位3国は、米国、中国、ロシアの順となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月4日