最近、アメリカのオバマ大統領はトーマス・フリードマンの独占インタビューで、「中国はタダ乗りを続けている」と述べ、中国タダ乗り論を喧伝した。
オバマ氏は、「中国はタダ乗りだけをやっている。30年間もタダ乗りを続けていも問題がなかった」と発言した。関係筋によると、オバマは複数の場でこの論調を繰り返した。これに対し、多くの専門家は記者のインタビューに応えた際、この論点は一方的かつ、矛盾だらけだ、国際社会をミスリードしていると表明した。
記者はこれらの問題について国際・アメリカ問題を研究する専門家の意見を伺った。
「中国タダ乗り」論の誤りはどこにあるか
それは一方的な言い方に過ぎず、中国は相利互恵の精神に基づいて他の国々と関係を維持している。
中国人民大学アメリカ研究センターの時殷弘主任は「中国タダ乗り」論に関して、「中国は過去30年『タダ乗り』しているとオバマ氏がおっしゃっているが、まさか中国の経済成長と平和的外交政策がアメリカや世界に恩恵を与えなかったわけではあるまい」、と反論した。