高速鉄道を始めとするインフラ輸出は、中日各国の経済発展戦略に組み入れられている。中日の「高速鉄道販売競争」は、高速鉄道技術の競争のみに限られず、総合的な国力と影響力の競争、地政学と外交政策などの複雑な要素と関連している。
日本はタイで新幹線の受注を獲得するため、あの手この手を尽くしている。タイへの輸出計画は、最も有力視されている。最新の情報によると、タイは中国とタイを結ぶ2本の高速鉄道プロジェクトに許可を出している。建設を請け負うのは、中国である可能性が高い。これは中国の高速鉄道技術が、地政学の実力と結びつき勝利した例だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月16日