改革の全面的深化によって中国経済の新常態を形作る
中国経済の新常態は容易に実現することではなく、自ずと実現できることでもなく、艱難なる刻苦奮闘によってはじめて達成できるものだ。将来の長い期間、我々は安定の中で成長を求めるというスタンスを堅持し、新常態を前向きに適応する必要がある。戦略的平常心を保ちながら各種不確定要素による打撃を堅実に対処すると同時に、戦術面でも自ら取り組まなくてはならない。改革を全面的に深化するという重要な役割を突出し、経済法則・社会規則・自然ルールという「三大紀律」をきちんと遵守し、経済の科学的発展、自然の持続可能な発展、社会の包括的発展を実現し、「中国メリット」を大いに放出することで7.5%前後という経済の安定成長を推進せねばならない。
一、行政のスリーム化と権限委譲を大いに実施し、市場が決定的役割をはたらくという新常態を実現する。新常態の下で、先ず行政許認可制度の改革を深化し、第三者評価という長期的メカニズムを積極的に構築せねばならない。効果的な許認可必須事項を一切市場や企業に任せる。次は政府サービスに対する管理職能を強め、事中・事後の管理監督を強化せねばならない。監督管理法と業務法の絶えぬ革新によって業務管理方式の変化と業務管理機能の向上を推進する。第三は省・市・県各レベルの政府機関の改革を一通り終え、機関編成構造の合理化を図らねばならない。第四は公的機関の分類改革に引き続き取り組み、政府によるサービス購入メカニズムを構築し、基本公共サービスの社会化・市場化を押し上げなくてはならない。