GDPに占める第三次産業の割合上昇
2014年第1-3四半期のデータによると、第一次産業の付加価値額は3兆7996億元と、対前年同期比で4.2%増、第二次産業の付加価値額は18兆5787億元と、7.4%増、第三次産業の付加価値額が19兆6125億元と、7.9%増となる。国内総生産(GDP)に占める第三次産業の割合は46.7%と、前年同期比1.2ポイント上昇し、第二次産業のそれを2.5ポイント上回ったという。
国家統計局の盛来運報道官は、産業構造は新たなブレークスルーを孕んでいると指摘。第三次産業の割合が高まりつづけており、サービス業付加価値の増速は工業のそれを上回っている。このことは昨年サービス業の付加価値の伸びが初めて工業を抜いたときから続いた流れの延長だ。工業の内部構造調整も加速されている。新産業・新業態・新製品は引き続き比較的速いペースの伸びを保ち、しかもミドル・ハイエンドへ邁進する経済全体の勢いも実感できるものだ。